ポケモン対戦考察まとめWiki
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リージョンフォームはこちら→マッギョ(ガラルのすがた)
マッギョ
No.618 タイプ:じめん/でんき 通常特性:せいでんき(接触技を受けると30%の確率で相手をまひ状態にさせる) じゅうなん(まひ状態にならない) 隠れ特性:すながくれ(天気が「すなあらし」の時、回避率が1.25倍になる・すなあらしのダメージを受けない) 体重 :11.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
高耐久特殊地 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マッギョ | 109 | 66 | 84 | 81 | 99 | 32 | 471 | せいでんき/じゅうなん/すながくれ |
トリトドン | 111 | 83 | 68 | 92 | 82 | 39 | 475 | ねんちゃく/よびみず?/すなのちから |
マッギョの原種。唯一のじめん×でんき複合タイプを持つ。
でんきタイプには珍しい鈍足高耐久型で、じめんタイプとしても珍しい特殊寄り。
技範囲もかなり独特で、合計種族値の低さの割に他のポケモンには無い個性を持つ。
あくび、ねっとう、でんじはと、状態異常もお手の物。やや不足気味な数値も十分カバー可能。
ただし高耐久といってもあくまで数値上の話。互いに全く補完しないタイプ複合であり、弱点もやや多め。
じめん、こおりはサブウェポンとしても採用率が高く、数値ほどの安定感は持っていない。
高速再生を覚えず、耐久型として使うと使い捨てになってしまいがちな点も少々気になるか。
また、ボルトチェンジを習得せず、相性補完に優れた技も乏しい為に小回りが利きづらい。
反面、耐性も多めで特に第八世代で急増したひこうを半減できるのは大きな利点。
Zワザとメガシンカの廃止に伴い、火力のインフレは抑えられ、耐えて反撃が基本のマッギョは動きやすくなった。
ただしダイマックスは火力こそ控えめながら、フィールドが頻繁に張られ、状態異常は通りづらい環境。
ダイマックスワザは全て非接触・必中になるので、せいでんき、すながくれ共に機能しないのも難。
技方面に目をむけると、ふいうち、じゅうでんを新規習得し、前者は鈍足と相性が良く、後者は特殊耐久を補強出来る。
剥奪された技としては、技自体の廃止されためざめるパワーの他、まとわりつく、どくどく、いばる等。
全体的に耐久型と相性の良い技を失っており、不利な相手を突破する能力は低下。役割対象はしっかり定めておきたい。
今作ではリージョンフォームが登場しており、入手するには過去作から持ってくるか、ヨロイ島に出現するNPCとの交換が必要。
孵化する場合は原種にかわらずのいしを持たせること。卵技はリージョンフォームに遺伝させ、同時に預けることで習得可能。
性格を変えたい場合は両親にかわらずのいしを持たせれば、どちらかの性格が遺伝する。
特性考察
- せいでんき
- 速攻アタッカーの弱体化を狙えるが、ねっとうやあくびとは相性が悪い。
発動率は30%と過信できず、非接触のじしんや多くの特殊技、ダイマックス技には無効。
- じゅうなん
- タイプ特性により元々麻痺にならないため、実質的に効果が何も無く完全に候補外。
ミラータイプでタイプを変えれば発動機会も出てくるが、もともと鈍足で恩恵は少なく麻痺技も滅多に撃たれない。
なかまづくり等で味方に渡すこともできず、トレース?対策にもせいでんきの方が有用。
- すながくれ
- 隠れ特性。砂パ以外では相手にすなおこし等がいないと腐り、発動率・汎用性ともに低いものの、
ねっとうやあくびのために特性をせいでんきにしたくない場合は消去法でこれになる。
なお、かたやぶりで無力化される。
第八世代ではダイロックで砂嵐を自ら発生させられるようになったため発動しやすくなったが、ダイマックス技は必中。
技考察
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
かみなり | 電 | 110(165) | 70 | 麻痺30% | タイプ一致技。命中不安。雨天なら必中。 |
10まんボルト | 電 | 90(135) | 100 | 麻痺10% | タイプ一致技。性能安定。 |
ほうでん | 電 | 80(120) | 100 | 麻痺30% | タイプ一致技。攻撃しつつ麻痺撒き。 |
エレキネット | 電 | 55(82) | 95 | 素早↓100% | タイプ一致技。追加効果が優秀。 ちょうはつに強く、ねっとうやあくびと併用できる。 |
だいちのちから | 地 | 90(135) | 100 | 特防↓10% | タイプ一致技。性能安定。 |
ヘドロウェーブ | 毒 | 95 | 100 | 毒10% | 対草。フェアリーにも。 |
ヘドロばくだん | 毒 | 90 | 100 | 毒30% | ダブルか追加効果狙いで。 |
なみのり | 水 | 90 | 100 | - | 対地面。 |
だくりゅう | 水 | 90 | 85 | 命中↓30% | 命中不安だが追加効果が優秀。すながくれと相性が良い。 ダブルでは相手二体攻撃。 |
ねっとう | 水 | 80 | 100 | 火傷30% | 追加効果が優秀だが、せいでんきとは相性が悪い。 |
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
じしん | 地 | 100(150) | 100 | - | タイプ一致技。性能安定。 |
スパーク | 電 | 65(97) | 100 | 麻痺30% | タイプ一致技。唯一の物理電気技。 |
ストーンエッジ | 岩 | 100 | 80 | 急所ランク+1 | 対虫・飛行。スパークより高威力。 |
いわなだれ | 岩 | 75 | 90 | 怯み30% | ストーンエッジと選択。鈍足なので麻痺と併せても怯みは狙いにくい。 |
しっぺがえし | 悪 | 50/100 | 100 | - | 後攻なら威力倍増。鈍足との相性は良い。 |
イカサマ | 悪 | 95 | 100 | - | 攻撃無振りでも使える攻撃技。耐久型で。 |
じわれ | 地 | - | 30 | 一撃必殺 | 有効打の無い相手に。 がんじょうやふゆう、飛行、ダイマックスしている相手には無効。 |
ふいうち | 悪 | 70 | 100 | 優先度+1 | 唯一の先制技。タスキ潰しや最後っ屁に。 |
とびはねる | 飛 | 85 | 85 | 溜め技 麻痺30% | 対草・虫。相手のダイマックスターン枯らしにも。 |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
でんじは | 電 | 90 | 妨害技。電気や地面、ひらいしん等には無効。 | ||
あくび | 無 | - | 流し技。ステルスロックと相性が良いが、ねっとう・せいでんきとは相性が悪い。 | ||
のろい | 霊 | - | 攻撃・防御を補強・素早さ低下。物理方面を補える。 | ||
じゅうでん | 電 | - | 特防↑&次の電気技威力2倍。耐久を補強しつつ次の攻撃を強化できる。 | ||
かいでんぱ | 電 | 100 | 特殊アタッカーを弱体化。擬似的に特防を強化できる。 | ||
いたみわけ | 無 | - | 削り技兼回復技。HPが高いので使いにくい。 | ||
ねむる | 超 | - | 回復技。カゴのみやねごととあわせて。 | ||
ねごと | 無 | - | ねむるとあわせて。催眠技対策にもなるが、草相手は厳しい。 | ||
ステルスロック | 岩 | - | サポート用。現環境のでんきタイプでは唯一の習得者。 あくびと相性が良い。自主退場技は覚えない。 | ||
エレキフィールド | 電 | - | ダイマックスを使わずフィールドを取り返したいなら。あくびとの相性は悪い。 | ||
こらえる | 無 | - | せいでんきやゴツゴツメットの発動機会を増やす。 |
ダイマックス技考察
ダイマックス技 | 元にする技 | 威力 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|
ダイアース | だいちのちから | 130(195) | 味方:D↑ | 一致技。追加効果が優秀。 |
ダイサンダー | かみなり | 140(210) | 場:EF | 一致技。フィールド展開で電気技威力1.3倍&催眠阻止。 |
10まんボルト | 130(195) | |||
ほうでん | ||||
エレキネット | 110(165) | |||
ダイストリーム | なみのり | 130 | 天候:雨 | 2発目から威力1.5倍。範囲は地面技と被りがちだが、かみなりとは相性がいい。 |
だくりゅう | ||||
ねっとう | ||||
ダイアシッド | ヘドロウェーブ | 90 | 味方:C↑ | 範囲は微妙で威力も低い。しかし、特攻を上げることでタイマンに強くなる。 |
ヘドロばくだん | ||||
ダイジェット | とびはねる | 130 | 味方:S↑ | 物理技のみ。追加効果で加速できるが1回使った程度で抜ける相手は非常に限られる。 |
ダイロック | ストーンエッジ | 130 | 天候:砂嵐 | 物理技のみ。スリップダメージを稼いだり、すながくれの発動にも。 |
いわなだれ | ||||
がんせきふうじ | 110 | |||
ダイアーク | イカサマ | 130 | 相手:D↓ | 物理技のみ。威力は低く元技の優秀な追加効果も殺してしまうが、特防削りが優秀。 |
ふいうち | 120 | |||
ダイウォール | 変化技 | - | まもる | 相手のダイマックスターン終了を狙う。 |
使用率・採用率の低い技 |
型考察
特殊流し型
特性:せいでんきorすながくれ
性格:おだやか
努力値:HD252を基本に調整
持ち物:とつげきチョッキ/オボンのみ/たべのこし
確定技:ほうでん(推奨)o10まんボルト/だいちのちから
優先技:じわれ
攻撃技:ねっとう/イカサマ/ふいうち
補助技:ステルスロック/でんじは/あくび/かいでんぱ/いたみわけ
特殊アタッカーを流しつつ、ほうでん・ねっとう・あくび・じわれ等で後続に負担をかけていく。
くさむすびも威力40なため電気受け性能はかなり高い。
起点作り型
特性:せいでんきorすながくれ
性格:ずぶといorおだやか
努力値:H252 B252orD252
持ち物:オボンのみ/混乱実/メンタルハーブ/ラムのみ
確定技:ステルスロック/あくび
優先技:イカサマ
選択技:ほうでんor10まんボルトorエレキネット/だいちのちから/ねっとう
ステルスロック+あくびで起点作りを行う型。
弱点が多くふきとばし・ほえるも覚えないため、汎用性ではカバルドンに劣るが、特殊耐久の高さやくさむすびへの安定感で差別化できる。
上記の2匹以上に起点化のケアが難しいため、起点回避になりうるイカサマの優先度はやや高め。
せいでんきやほうでん・ねっとうはあくびとの相性は悪いものの、麻痺や火傷を起点にすることもできるため十分候補になる。
毎回相手を眠らせることができるわけではないため、別の形での起点作りができる可能性があるのは悪くない。
もちろんあくびループの一貫がなくなる欠点はあるため、それを嫌うならすながくれや10まんボルトを採用。
ねむねごじわれ型
特性:せいでんき
性格:ずぶといorおだやか
努力値:HB252またはHD252をベースに調整
持ち物:たべのこし/カゴのみ/ひかりのこなorのんきのおこう
確定技:じわれ/ねむる/ねごと/ほうでん(推奨)or10まんボルトorかみなり
高めの耐久を活かしてねむねごじわれを仕掛ける。
じわれ無効の飛行タイプには電気技が有効打になるため、差別化には困らない。
相手を麻痺させれば行動不能を狙え、じわれの試行回数を稼げる。
先手でねむるを使えれば耐久向上にも繋がるが、S無振りで抜ける相手は限られる。
ふうせん持ちの電気無効特性には手も足も出ないので、選出時には要警戒。
特殊アタッカー型
特性:せいでんきorすながくれ
性格:ひかえめ
努力値:HC252を基本に調整
持ち物:とつげきチョッキ/オボンのみ/こだわりメガネ
確定技:10まんボルトorほうでんorかみなり/だいちのちからorじわれ(両立可)
選択技:なみのりorねっとうorだくりゅう/ヘドロウェーブorヘドロばくだん/でんじは/あくび/かいでんぱ
火力を重視したアタッカー型。H振りだけでもかなりの耐久がある。
一致技に加え水・毒技を持ち攻撃範囲は広いが、積み技が無いので高耐久相手は厳しい。
対マッギョ
- 注意すべき点
- でんじはやあくびといった補助技の数々。電気タイプでは珍しいステルスロック持ち。
ほうでんやねっとうなど追加効果が強力な攻撃技もあり、ちょうはつで止まらない。
一撃必殺じわれも危険。飛行タイプも電気技で一致弱点を突かれるため繰り出しにくい。
- 対策方法
- 高火力の弱点技。非接触のじしんや特殊技、ダイマックスワザならせいでんきも発動しない。
攻撃性能は低いので、みがわりを張ってじわれや状態異常を防げば楽に対処できる。
一致技無効で上から弱点を突けるランドロスやフライゴンなら攻守ともに優勢。